痩せやすい身体の作り方 食事と運動 一ヶ月で本当のダイエット効果をだせ!
痩せやすい身体、そしてその作り方というフレーズは色々なところで目にするが、実は俺はこのフレーズがあまり好きではない。
や、もちろん痩せやすい身体を作ることでより楽に、より大きく、より短時間で痩せちゃおう!
というスタンス自体は好きなのだが、大体これを求める人ってダイエット上手くいかないじゃろう?管理できなくて太ったのに体質を変えられるか?
ダイエットにおける「楽をする」ということに対してちょっぴり勘違いしてる印象だぜ。1の努力を0に近づけるのは目的がそれてしまう。1の努力で10の成果をもぎ取りにいくのがダイエットにおいてはうんぬんかんぬん…
と、話が逸れてしまっているな。
痩せやすい身体というのは正直どこを見つめるかで少し意味が変わってきてしまうのだが、ここでは単純に同じダイエットを取り組んだときにより効果的になるような身体作り、ということにしよう。
そのままの意味…単に脂肪を落としやすいとか体重が減りやすいという意味で痩せやすい身体だと、太っている人が一番痩せやすいことになってしまうからな。さっさと痩せたいから痩せやすい身体を求めるのに「じゃあまず太って」ではもう意味わからないじゃん。
さて、いきなり結論を書いてしまうと、同じダイエットをしたときに明らかに効果が大きく出るような身体作り(太ることを除く)というのは存在しない。言ってしまえば痩せやすい身体というのは半分は幻で出来ているんだぜ。
それでも痩せやすい身体は作ることができる。今回はその辺の話を書いていこう。
食事や運動で痩せやすい身体は作れるのか?
そもそも痩せやすい身体とは何なのか?どう作るのか?
ダイエットは病気の治療と同じ…さっさと終わらせてしまうに限るからな。スパッと痩せやすい身体を作ってスマートでかっこいい本来の自分に戻ろうじゃないか。
痩せやすい身体と痩せにくい身体 正体と仕組み
痩せやすい身体の正体 現実と理論の違い
まずは痩せやすい身体についてちゃんと知っておこうぜ。着地点について知らなければ身体作りなんて出来るわけがないもんな。ダイエットじゃなくても大事なことだぞ?
さあ、いきなり冒頭で書いた矛盾について触れるが、痩せやすい身体なんてものは実は存在しないわけよ。
Aさんの身体はBさんの身体と比べて痩せやすい、みたいな相対的な意味では存在しているといえるかもしれないが、絶対的に痩せやすい身体というのは病気や特異体質以外では無い。
一応例外と呼べる身体があって、凄く太っているとか、ものすごいマッチョとか、そういう普通の肉体とかけ離れている場合はそのままの意味で痩せやすい身体になる。これは色々な肉体の要素をすべて振り切って、直接的で最強の原因になるからこそそうだと言える話であって、これ以外ではやはり無い。
なんかややこしいだろ? でも現実を知っちゃえば別に何もややこしくは無い。
なぜなら一般的に痩せやすい身体というのはすでに全員持っているからね。
でも生活習慣…普段の暮らしや食事、間食の有無や偏食、運動不足なんかで皆この痩せやすい身体を捨ててしまっているわけよ。
つまりどこもぶっ壊れていない健康的な普通の身体こそが言われている痩せやすい身体の正体なわけだ。
皆が痩せにくいから相対的に痩せやすく見えるだけであって、別に特別脂肪の消費が早いとかではないの。
そもそも痩せやすいというのは「身体が痩せ細りやすい」ということであり、生物としては欠陥だからな。人間は食うものに困らないから生活習慣病という贅沢な病に冒されてるだけで大きく見るとおかしな話なんだよ。
もちろん上手く作り出せば本当に痩せやすい身体を作ることは不可能ではない。
筋肉をバシッとつけてそれを維持するエネルギーを跳ね上げるが、でも筋肉は落とさないという形にして、かつ内臓や血流、血液を健康な状態に保つ、という風に作るわけだが…
これは字面のとおり滅茶苦茶大変だ。普通とはかけ離れた超高度な身体作りであり、もはやアスリートとかのレベルなわけよ。対極の存在。
当然デブにとっては机上の空論以外の何者でもない。近づくことすら難しい。だってそれが出来るなら「痩せやすい身体が欲しいな~」なんて状況にはなりませぬ。出来ないから体型で悩んでるんだもんな!
なぜ皆痩せにくい身体をしているのか 現代の生活習慣
痩せやすい身体は普通の身体、皆が痩せにくい身体をしているだけ
と書いたわけだが、じゃあなぜ皆が痩せにくい身体をしているんだろうな?そして痩せにくい身体というのはそもそもどういう身体のことなのか?
これはダイエットの系の記事で結構書いているが、単純に生活習慣の問題よ。現代であまり意識せずに生活しているとどうしても身体はぶっ壊れる方向に進んでいってしまう。
わかるよな?食べ物は豊富で好きなときに好きなものを好きなだけ食い放題だ。おやつもあるぜ。
清涼飲料水の多くは味を追求してたっぷりの砂糖が入っているし、出来合いのものはコストと手間、味を優先しているものが多いので必ず色々と偏るようになっている。
動かなくて良い生活もそうだ。基本的な家事等は電化製品が協力にサポートしてくれるし、通勤は電車、車、良くて自転車だよな。仕事もデスクワークが多くなり、職種によってはもはやまったく動かない。
通販が発達で買い物も楽になったし、娯楽も同じだ。身体を動かしたい人達以外は動かずに余暇を過ごすのがもう当たり前の時代だろう。
こうやってさらっと書き出してみると「やばそうだな…」って気になってくるよな?
そのとおり、確実にヤバイ。グサッと来た人はいるかな??
全然動かなくてクッソ省エネな生活をしているのに食うものだけは一丁前…というのが現代人のスタンダードだ。痩せやすい身体とか以前にこんなの単純に太るじゃろう…
こういう生活をしているとまず内臓が壊れてしまう。
絶えず何かが放り込まれるので胃腸とか脾臓みたいな分解して吸収する部分に負担がかかるのはもちろん、配ったり解毒したりする処理の中心になる肝臓なんかは凄いダメージを受ける。特にこの肝臓はダイエットにかなり直接的に関わる重要な臓器だ。
当然血液も最悪よ。
血液というのは身体の機能の全部に関係するもっとも重要な存在。健康診断の血液検査で何でもわかるのはそれだけこいつが色々なところで関係しているからなのである。
血液と関係の深い腎臓とかはかなりの…というか身体の全部につながってるので血液が駄目だともう全部駄目なの。当然脳みそとかにも影響が出るし、ダメージが少ないのは肺くらいじゃないかな。
この辺が正しく働いてなかったり、ぼろぼろで弱っていると食べたものが正しく処理されなくなるわけよ。正しく処理されなければ排泄物と一緒にそのまま出て行くか、排出し切れなかった老廃物として身体にとどまるか、脂肪に変換されるかだ。
生き物は不足に対する機能は充実しているけれど、過剰に対する機能はあんまり無いんだぜ。処理できないもの、使い切れないものは追い出せるものは追い出し、そうでなければとりあえず脂肪に変えて保存する。そしてカロリーがあるものは基本的に全部保存だぜ?
この辺は身体に入れるもの…つまり食事の問題なわけだが、運動不足もしっかりと崩壊に貢献してくれる。決して軽い存在じゃない。
一番は血流だよな。血の巡りが悪くなる。
血を巡らせるのは心臓が頑張っているからだが、一部の筋肉も送り返す役目を負ってたりするんだぜ。「ふくらはぎは第二の心臓」とか聞いたこと無いかな?
そもそも単純に体を動かさずに同じ姿勢が続けばうっ血するし、筋肉が凝り固まってスムーズに流れなくなる。血液は超大事とすぐ上で書いているが、その超大事なものがまともに流れなくなるんだ。
ダイエットに直接関わるものをひとつ上げるなら酸素なんかそうだよな。エネルギーが足りなくなったら脂肪を切り崩してそれを不足分に充てるのが体の機能だが、脂肪を分解するのに必要な材料のひとつは酸素だぞ?そして酸素を運ぶのは血液だからね?
汗をかかないので(食事のせいで大量に入ってきた)塩分や水分の処理もおかしくなって浮腫みも凄いし、それを搾り出せないから実際の脂肪以上に太って見えるし体重も重くなる。
筋肉も落ちて単純に維持するエネルギーが落ちるし、栄養のあまりが増えるからそれはそのまま脂肪コースに突入しやすくなる…と。
…や、多少大袈裟に書いているのは間違いないが、人によって程度が違うだけで体型に悩んでいるような人はほぼ全員こういう問題を抱えているんだ。代謝が狂っちゃうの。狂ってんの。
正しく処理して上手く使えないんだから余りが増えるし、余ったら脂肪だ。
逆に足りないときに脂肪を使いたくても上手く脂肪を崩せないんじゃよ!
これが皆が悩んでる痩せにくい身体だ。酷いもんだろう?
ダイエットとは関係ない余談になってしまうが、集中力や学習能力、記憶力なんかに影響してアホの子に近づいてしまうし、老化や肌の美しさにも非常に大きな影響が出る。
こういう綻びは精神(まあ、脳みそだけど)にも影響するので人間的な魅力も奪い去ってしまう。怒りっぽかったり素敵な笑顔がまともに作れなってもいいのかね?
既婚者の人はまあ良いとして、独身の人や遊び盛りの学生諸君は非モテまっしぐらだぜ?
ダイエットしたいなら痩せやすい身体を理解せよ!
と、痩せにくい身体について知れば自ずと現代における痩せやすい身体がどういうものか見えてくるよな。最初に書いたとおり、「普通の身体」よ。
腐りきった生活習慣を改善して、壊れた身体を元に戻すわけだ。今までが痩せにくく、かつ太りやすい最低のボディだったのだから、悪い部分を全部吹き飛ばせば自然と今までと比べ圧倒的に痩せやすくなる。
入ってきたものを正常に処理できる身体!
正しく使って不自然な余りが出ない身体!
頑張ったダイエットがそのまま結果に出る身体!
現代の生活では結構なレアものになってしまった普通の身体を取り戻す。体型のみならず頭、肌、心と嬉しいおまけも沢山ついてくるんだから目指さない手は無いよな?
色々と書いてしまったのでかなり大変そうだが、実際はそうでもない。マッチョになって無理やり痩せやすくなるのと比べたらはるかに簡単だ。
さあ、いよいよ痩せやすい身体の作り方に踏み込んでいこう。基本的な生活習慣…食事と運動が身体を壊したのなら食事と運動で身体を復活させればいい。
痩せやすい身体の作り方 ダイエットの効果を引き出そう!
いきなりの詐欺で申し訳ない。うほほっ
サブタイトルで「ダイエットの効果を引き出そう!(ドヤァ」とか書いているが、引き出すもなにもこれをやればそのまま痩せていってしまう。痩せやすい身体を作ることそのものがそのま結構なダイエットになってしまうんだな。引き出す前に目的に踏み込む。
まあ、多分いないだろうが俺みたいに一種の個人的な研究目的で痩せるスピードの変化を知りたいみたいな人は多分美味しくないんじゃないかな。
そしてもう一つ。
当然だが太っている人間…つまり栄養過多、過食、運動不足で身体が壊れている人を前提にしているので、すでに痩せている人が更なるスマートさを求めてこの方法を実行しても多分効果が出ない。
目安として身長-100に0.9を二回掛けた数字以下の体重の人は別の問題が発生する可能性があるのでそこんとこたのむよ?すでに痩せ型の人がこれやったらやばいからね。
痩せやすい身体の作り方 食事編
まずは食事だな。痩せやすい身体を作る食事だ。
身体の内側をボコボコにして痩せにくい身体を作り出している最大の原因はこの食事にあるので、当然ここを改善することが痩せやすい身体を作り出す最高の方法になる。
まあ…これを一番手っ取り早く改善してかつダイエットにつなげるのに一番効果的な方法は、一日に一食だけ食べる食生活にしてもらうことなんだが、今回の目的はあくまでも痩せやすい身体作りなのでそこにこだわる必要はない。
気が向いたとき、あるいは時間を掛けずにサクッと一気に勝負したいときはそちらを頑張ってもらうことにして、今回は切り口を変え、痩せにくい身体をぶっ飛ばす方向で書いていく。
いいかな?よーし。
痩せにくい身体を作っている食生活の問題はシンプルで
食い過ぎな上に、偏っている
ごちゃごちゃ書いたが結局はこういうことだ。つまりここを改善すればそれでよい。
いくつか切り分けてみていこう
痩せやすい身体を作る 食事の栄養
まずは多くの人が一番最初に気にするであろう、食事によって摂取する栄養の話だ。エネルギー代謝をよくするために豚肉に含まれるビタミンを~とか意識したことがあるんじゃないかね?
だがそんな小手先の工夫は何の意味ももたらさないどころか悪影響なので、いったん全てを忘れてしまうように。そういう工夫が役に立つのは痩せた後の話であって、いまはお預け!
栄養の話は大変に複雑で、専門の資格がまであり、アスリートや実業家が最高のパフォーマンスを発揮するために日夜追い求めている、人間の身体を考える上で非常に重要な要素なのだが、我々には関係の無い話だ。
痩せやすい身体を作るうえで覚えておかなければならないことは一つだけ。
人の身体は栄養それぞれに許容量があり、
はみ出した分だけ身体にダメージが発生する
これだけ覚えておけば良い。
つまり身体を回復させたければ全体的にとにかく少なく見積もって食事をしていく必要があるわけだな。腹八分目で医者要らずの精神よ。
もちろんピッタリであればダメージは無いが、筋肉の量、日々の活動、性別、内臓の状態、外気温から本日の排泄の有無まで、人の身体は個人差だらけで絶えず変化しているのにピッタリを攻められるか?無理だよな。
なので痩せやすい身体を作る食事を考えるときは「これなら絶対はみ出さないだろう!」という線を目安にしていくわけだ。特にエネルギーになるもの…糖質、脂質、タンパク質は必ずはみ出さないようにしなければならない。
逆にミネラルやビタミンはよほどのことが無い限り絶対にはみ出さないし、はみ出しても身体に影響があまり無いものが多いので気にしなくて良い…がナトリウム、つまり塩分だけは油断すると一撃ではみ出すし影響もでかいので気をつけるように。
痩せやすい身体を作る 偏食の話
栄養の話と密接に関わるのが偏食だ。
それぞれの栄養の許容量をはみ出した分だけダメージが発生する、と書いたように偏食であればあるほど痩せやすい身体からは遠ざかっていく。
そうだよな。
摂取エネルギー目安1800kcal,
糖質65%脂質20%タンパク質15%
という許容量を持つ人(理想的とされるバランスの目安の一つ、個人差あり)がいたとして、仮に1500kcalで抑えていても、全部白米で埋め尽くせば糖質の部分が完全に振り切ってしまう。当然余れば脂肪にGo!じゃよ。
摂取カロリー<消費カロリー=痩せる!という有名な式がなかなか効果を発揮しない理由でもある。偏れば痩せにくくなるし、そもそも太りやすくなってしまうということなんだぜ。食い過ぎじゃないのに食い過ぎたことにされてしまうんだよ。
ある程度偏っても余りが出ないように抑えるか、ばっちり管理して余りが出ないようにするかはその人次第ではある。食事の内容を選ぶ自由を得るか、食事の量を少し多く食べれる権利を得るかだな。後者の方が難しいのは言うまでも無い。
細かく見ていけば相応に複雑になっていくぞ。脂肪酸…つまり油・脂の種類とかな。
当然余程の熱意がないとキリが無いので、感覚として偏らないように気をつける…程度の意識でかまわない。なんとなくでいい。
注意すべきは主食になる糖質、そして単品で影響の大きい脂質なのだが、糖質制限が結構人気なので、糖質を制限してその分タンパク質を多く取ります!見たいな事をすると危険が顔を出し始めるぜ。
減らしてバランスをとったのなら、身体が回復するまではそのままでいいんだよ。
痩せやすい身体を作る 具体的な食事量
摂取する栄養を少なく見積もる、偏食をやめて突出しないようにする…という話をしたが、これを一挙に解決するのが食事量だ。
極端な話をすると、身体の機能回復にもっとも効果的な食事療法というのは断食になる。
内臓の完全休暇だ。何も摂取しなければダメージは発生しようが無く、生命維持にしか使わないんだから負担も最小限。余るはずが無い。だって何もないんだもん。
もちろんそのままだと飢えて死ぬし、合成できない栄養はそのまま欠乏して別の問題が発生したりと、素人が軽い気持ちで出来るものではないしそもそも辛すぎるのでこの方法は論外なのだが…
仕組みを利用して近い効果を得るだけなら別に問題は無いよな。
栄養がはみ出さないように毎回バランスを考えて食事する…というのはかなり大変で、大体途中であきらめることになりがちだが、そんな苦労をせずとも、多少偏食になったところではみ出ないような食事量にしてしまえばよいのだ。
理想は一日一食。
ここが絶対に余りが出ず、かつ体調に余計な問題も出ない理想的なラインだ。これ以上攻めると人によっておかしなことになる可能性があるのでここが限界だな。
これを守っていればあまりにも極端なことをしない限り基本的に何を食べてもいい。仮に一度の食事で処理しきれない栄養が出ても、残りの食べてない時間で帳消しにできる。余りようが無いんだ。
さすがに毎日ハンバーガーとポテトしか食べないみたいなことをするとまずいが、「昨日焼肉だったから今日は和食で攻めてみるか」ぐらいのラフさでよい。
食事と食事の間が大きく開くことで内臓もたっぷり休めるしな。
…え? 無理じゃね…??
そうだな。これはあくまで理想なので、すぐに痩せたいのでなければ段階を下げることも可能だ。
まず普通に一日過ごしてくれ。何も考えずに普通に過ごす。普通に食べる。
よし、今日も一日お疲れ様。頑張ったな。
じゃあ明日から全ての食事を半分にするんだ。
…いや、適当に感じるかもしれないが、この半分というのはどんな人でも必ず効果を実感できる一つの大きな目安なんだぜ。
その人の身体の状態というのは今過ごしている生活習慣の集大成だ。今までの当たり前を続けてきた結果が今の身体よ。一日暴飲暴食をしてもすぐに身体がおかしくなるわけじゃないよな?おかしな生活を続けたから壊れた状態で安定しているわけだ。
つまりどんな人間でも今までの半分までカットすれば必ず良い方向に結果が出る。普通の人の三倍食っていたとしても、三倍食っていたころの自分と比べて絶対に良くなるのだ。
厳しいようだが、これ以上簡単にすると効果の保証が出来なくなる。個人差や普段食べているものとは関係なしに絶対的に効果の出るラインがここ!
色々足りないのでは?と思うかもしれない。だがそもそも足りなくするのが目的なんだからそれでよいのだ。人間は不足に強く、足りない栄養はある程度自分で合成が可能なんだぜ。
そもそも今までの一日三食というのがすでにヤバイところに片足突っ込んでいるわけよ。これが許されるのはちゃんと管理できて、たっぷり動いてる人間だけだ。
もちろん今までの習慣を変えていくのは難しいよな。
まあ今回はダイエットが目的ではないので少しずつでも変えていけばよい。
難しさを感じるなら手始めに間食と嗜好品から攻めていこう。
痩せやすい身体を作る 間食と嗜好品
痩せやすい身体を作りたいのなら、食事以外に食べるのをやめるんだ。一切禁止!
人によってはここを直すだけで大分良くなる。こいつ現代最大の悪癖だからな。本物の悪魔だよ。まずはここからはじめようじゃないか。
菓子類は言うまでも無いよな?小腹がすいたからおにぎりとか論外だぜ。
普段の食事だけでもすでにアウトなのに追加で食っていいはずが無い。また、菓子類は嗜好品…つまり味だけを追求しているので大体糖分と脂肪分が凄いことになってるからな。
当然ジュース類も禁止だ。清涼飲料水の糖分の目安は一割…つまり500mlのペットボトルなら袋砂糖17~25本分だ。ヤバイって一発でわかるよな?
では栄養がなければ摂取していいのかといえばそうじゃない。
たとえばきゅうりを生でかじるだけにしても、身体の中に何か入ってきたら内臓はとりあえず出来ることを全力で実行するので回復効果が弱まってしまう。出来るだけ動かしたくないわけよ。
またこういった食事制限には壊れた食欲を戻す効果も嬉しいポイントだが、そのメリットを全部捨てることになるからな。それはいただけないよ。これはゼロカロリー飲料とかも同じだぜ。
理想を言えば飲み物は水だけにしたいところだ。余計なものを入れたくない。お茶やコーヒーも良くは無いのだ。簡単に過剰摂取になるし、過剰じゃなければ良いのかといえば違うからね。
お酒も我慢だな。大好きなお酒だ。嫁入りお酒大好き。
これは直接悪影響が出る…どころかものすごいダメージなので痩せやすい身体を作るまでは涙を呑んで耐えて欲しい。全部終わったらゆっくり祝杯を挙げようぜ!
例外的に摂取してもいいのは食事を減らしてバランスをとったおかげで欠乏することになる栄養たちだ。これはむしろ狙っていくことをお勧めする。
ビタミンやミネラル類…こいつらは滅茶苦茶種類があるので、食い過ぎ状態ですらなお足りないものが大量に出てくる面倒くさい連中よ。当然減らせばその種類はさらに増える。
その代わり足りなくても多くは自分で合成できて、すぐに身体が壊れるわけじゃあない。そして取り過ぎても問題があまり出ない。
なので総合ビタミン剤やここで勧めまくってる青汁(リンクが切れているが新しく探し中)、ドロッドロの硬派な野菜ジュースなどは飲んでいい。むしろ飲んだほうがいい。
こういうものの中には身体の調子を整える働きをするものが沢山ある。回復効果を高めるんだな。
痩せる身体の作りかた 運動編 歩いて動けばもう終わり
痩せる身体の作り方。当然運動も大事になってくる…が、
正直食事だけでほとんど完結するのであまり書くことが無かったりする。このブログをよく読んでくれている人はなんとなく想像が出来たんじゃないかな? あ、ものを投げないで!
だからといって軽視して良いわけじゃない。運動不足も痩せにくい身体を作る大きな原因の一つなんだからな。やることが少ないだけだ。
内容はシンプルで、運動不足の解消さえできればそれで良い。
では運動不足の解消とはどういうことをすればいいのか?
目安にするべきは
息が上がることと、使わない筋肉が出ないことだ。
息が上がるとは、心臓が良く動いて、血液が良くめぐり、サッと汗を流せる程度の運動。軽い有酸素運動をイメージして欲しい。
使わない筋肉が出ないというのはそのまま読んで字のごとくだ。トレーニングまでいかなくても、動かない筋肉がなくなるようにする。
うむ。こう書かれてもピンとこないよな?
任せておけ、俺が指定してやる。
30分以上のウォーキング
適当な体操・ストレッチする
これでいい。これだけでいい。この二つをやっていればいい。
ウォーキングは背筋(せすじ)を伸ばして、大またで地面をしっかり踏みしめて早歩きで攻める。競歩のつもりでガシガシ歩け! 運動不足の解消にはこれが一番効果的だ。
適当に体操、ストレッチはマジで適当でいい。もちろんちゃんとしたメニューを動画サイトとかみて学ぶのもいいが、とりあえず筋肉を全部動かせばいいので型もなにもフリースタイルで。
首から攻めて、下に向かって動かせるものを全部動かすんだ。よく伸ばして全てのコリをほぐす。やる気が出たら簡単に腕立て伏せとかしてもいいぜ!
とにかく動かない筋肉を作らないようにするんだ。テレビを見ながら、歯磨きのとき、風呂場、スマフォいじってるとき…動かせば動かすほどいい。
ずいぶん適当に感じるかもしれないが、この二つはあらゆる運動の中でぶっちぎりで日常生活に埋め込みやすいデブ御用達の運動習慣なんだぜ。
体操のほうはわかりやすいが、ウォーキングも同じなんだ。通勤、通学、食料品の買出し…駅まで15分かかる人なら往復するだけでもう達成できてしまうんだよ。
歩き方が重要で、いつもの運動にならないゾンビみたいな歩き方をスポーティでスタイリッシュな歩き方に変えるだけで立派な運動になるってことだな。日常の動作を運動に変えてしまうんだ。
このご時勢、通勤しない人も多いかもしれないが、散歩のつもりで歩きまわってこい!
運動不足の解消のためにジムに登録したけれど…とか良く聞くが、別にこの程度でも運動不足は解消できるのだ。少なくとも痩せやすい身体になる程度には解消できる。
もちろん、フィットネスクラブなどでたっぷり運動するのも全然ありだぜ。ただその場合は少し食事量を気をつける必要があるので、痩せやすい身体が出来てから通うことをお勧めするけどな。
痩せやすい身体が出来るまで 一ヶ月もかからない?
ずいぶん長くなってしまったが、こんなところか。
簡単におさらいしよう。
栄養の余りが出ないように食事を制限していくこと。
一日一食がベストだが、とりあえず全部半分にするでもいい。
とにかく今までと比べガッツリ減らすことで、絶対に余りがでないように…身体を壊さないようにする。そして身体にダメージが無ければ一気に腐った身体は回復していく。これだな。
30分のウォーキングと動かさない筋肉をなくすことで運動不足の解消をすること。
血行を良くして、適度に機能を動かすことで身体のパフォーマンスを維持するわけだ。食事に比べて効果は薄いが、これをやらないと食事側の恩恵が弱まる地味だけど大切な部分だぜ。
たったこれだけで終わることに一万字使うのがこのブログだよ。ゆっくり読んでくれ。
あ、ほら!こういうときに身体動かすんだよ!!今寝そべってこれ読んでるだろ?腹に力入れろ!!
さて、この痩せやすい身体を作る生活はどれくらいで効果が出てくると思うかな?
これは安心していいぜ。一ヶ月もかからない…どころか人によっては3日で効果を実感できるはずだ。とにかく即効性がある。
人間の身体は思われているよりずっと優秀だ。今まさにこの瞬間も腐りきった身体を回復させてくれている。常に回復しっぱなしなんだよ。
だがそれを阻害しまくって、その上回復量を超えてぶっ壊しているのが痩せにくい身体を作る現代の生活習慣なわけだ。つまり壊すのをやめれば一気に身体は元に戻っていく。
さすがに今までの壊れ具合で個人差があるので全員が一ヶ月で血液検査オールグリーン!とまではいかないかもしれないが、確実に結果は良好になるし、想像を超えたスピードで身体が変わるのはマジだぜ。
そしてこの時点でかなりダイエットの側面を持っているので、余程ダラダラ取り組まない限りは体重にも結果が出ているはずだ。そもそもダイエットというのはこういう形で身体の不調を解消することを言うからな。本来の意味でのダイエットなわけだ。
もし痩せやすい身体を作りたいならこういう攻め方で作るしかない。これ以外の攻め方は達成困難か効果が薄すぎてとても実感できるレベルじゃないんだぜ。それとも10kg筋肉増やすかね?
一見辛そうでも、禁煙なんかと比べたらはるかに簡単よ。キツイのは最初の3日だけだ。
…まあ、ここまでやるならそのまま俺のダイエットをやってしまったほうがいいんだけどな!
スパッと一食にして一週間で結果出そうぜ! 痩身、美顔、活力の向上といいこと尽くめ!さっさと人間に戻ろう!!
- 俺のダイエット ダイエット, 痩せない, 痩せる, 運動, 食事, 食事制限
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